こんにちは!すずです。
30代半ばのOLです。今までの転職経験をもとにみなさんに少しでも役立つ情報を発信していきたいと思っています。
「金銭面が不安で退職ができない…」と悩んでいませんか?
そこで今回は、主に失業手当について紹介します。
こんな方に読んでほしい
- 退職や失業をしたら金銭面が不安
- なにか良い制度はないのかな?と思っている
失業手当について
失業手当とは、『雇用保険の被保険者の方が離職した際に、1日も早く再就職していただくために支給されるもの』だよ。
受給資格
- 離職日の以前2年間に、雇用保険に加入していた期間が12カ月以上あること。
(※特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職日の以前1年間に、雇用保険に加入していた期間が通算して6カ月以上。) - 就職する意思や能力があるが、職につくことができない方。 (※例外:病気やけが、妊娠・出産・育児のため、すぐには就職できない方。)
受給までの流れ
受給期間・給付日数
受給できる期間は、原則として離職日の翌日から1年間です。
給付日数については以下の通りとなっています。
おおよそ1カ月の受給額
正確な受給額は、住居所を管轄するハローワークに提出する離職票を基に計算して決定するんだ。
給与の総支給額(保険料等が控除される前の額。以下同じ。賞与は除く。)から算出し、おおよその受給額は以下のとおりです。
●平均して月額15 万円程度の場合支給額 ⇒ 月額11 万円程度
●平均して月額20 万円程度の場合支給額 ⇒ 月額13.5 万円程度(離職時の年齢が60歳以上65歳未満の方 ⇒ 月額13万円程度)
●平均して月額30 万円程度の場合支給額 ⇒ 月額16.5 万円程度(離職時の年齢が60歳以上65歳未満の方 ⇒ 月額13.5万円程度)
※ およその計算式は、(離職前6か月の給与の総支給額の合計÷180)×給付率です。給付率は、離職時の年齢、賃金により、45%~80%になります。
※ 給付額には上限・下限があります。
受給するための必要書類
下記の必要書類を持参し、住居所を管轄するハローワークで申請しましょう。
ハローワークの開庁時間は、平日8:30~17:15までです。(土・日・祝日・年始年末は閉庁)
1.離職票-1 ※個人番号欄は住居所を管轄するハローワークに来所した際に、窓口でご本人が記載。
2.離職票-2 ※複数枚の離職票をお持ちの方は、短期間の離職票であっても全て提出。
※1.、2.は勤務していた事業所から交付される。
3.次の(1)及び(2)の確認書類。
(1) 個人番号確認書類 (マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票の写し(住民票記載事項証明書)のいずれか)
(2) 身元(実在)確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、写真付であり氏名、生年月日又は住所が記載されている官公署が発行した身分証明書・資格証明書、住民基本台帳カードなど(届出の時点で有効なもの又は発行・発給された日から6か月以内のもの))
※(2)の確認書類がない場合は、次のア~ウのうち、異なる2種類を持参。(コピー不可)。
ア. 国民健康保険被保険者証又は健康保険被保険者証
イ. 住民票記載事項証明書(住民票の写しまたは印鑑証明書)
ウ. 児童扶養手当証書など
4.写真2枚(最近の写真、正面上三分身、タテ3.0cm×ヨコ2.4cm) ※ 本手続及びこれに続き今後行う支給申請ごとに個人番号カード(マイナンバーカード)を提示することで省略が可能。
5.本人名義の預金通帳又はキャッシュカード(一部指定できない金融機関があり。ゆうちょ銀行は可能。)
その他の手当について
技能習得手当
技能習得手当とは、公共職業安定所長又は地方運輸局長の指示により公共職業訓練等を受講する場合に受けられるものだよ。
■受講手当 受講手当は、公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給対象は、基本手当の支給対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
■通所手当 通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。
寄宿手当
寄宿手当とは、公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受けるために、家族と別居して寄宿する場合に支給されるよ。
対象期間は、公共職業訓練等を受けている期間のうち、家族と別居して寄宿していた期間です。寄宿手当の月額は10,700円です。
傷病手当
傷病手当は、受給資格者が離職後、公共職業安定所に来所し、求職の申込みをした後に15日以上引き続いて疾病又は負傷のために職業に就くことができない場合に、その疾病又は負傷のために基本給付の支給を受けることができない日の生活の安定を図るために支給されるもの。(14日以内の疾病又は負傷の場合には基本手当が支給されます。)
傷病手当の日額は基本手当の日額と同額だよ。
■30日以上引き続いて疾病又は負傷のために職業に就くことができないとき 受給資格者の申出によって、基本手当の受給期間を最大4年間まで延長できます。受給期間を延長した後、その延長理由と同様の疾病又は負傷を理由として傷病手当の支給を申請したときの支給日数は、その受給期間の延長がないものとした場合における支給できる日数が限度となります。 ※ 疾病又は負傷について他の法令により行われる類似の給付を受ける日については支給されません。
高年齢求職者給付金
高年齢求職者給付金とは、失業した場合、一般の被保険者の場合と違い、被保険者であった期間が1年未満の場合は基本手当日額の30日分、1年以上の場合は50日分に相当する金額が支給されます。
※高年齢被保険者とは、65歳以上の被保険者です。対象とならないのは、短期雇用特例被保険者や日雇労働被保険者です。
特例一時金
特例一時金とは、季節的に雇用されている者等を短期雇用特例被保険者として、一般の被保険者と区別して給付されるものです。
短期雇用特例被保険者は、基本手当日額の40日分が支給されます。
日雇労働求職者給付金
雇用保険では、日雇労働被保険者について、一般被保険者とは異なる制度を設け、日雇労働被保険者が失業した場合には、その雇用形態に即した求職者給付を支給することとしています。
まとめ
今回は、主に失業手当について紹介しました。
■失業手当について
- 受給資格
- 受給までの流れ
- 受給期間・給付日数
- おおよそ1カ月の受給額
- 受給するための必要書類
■その他の手当について
- 技能習得手当
- 寄宿手当
- 傷病手当
- 高年齢求職者給付金
- 特例一時金
- 日雇労働求職者給付金
条件を満たしていれば失業手当を中心に様々な手当が受けられるよ。
このような制度を利用すれば、安定した生活を送りながら、転職もできそうだね。
ぜひ活用してみてね!
みなさんの”お仕事らいふ” がより良いものになりますように。
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